ウータイ戦役
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<ウータイタンブリン山中 > |
アンジール |
「ここをまっすぐ行けばタンブリン砦だ。
急ぐぞ、B隊は作戦区域で待機している。」 |
ウータイ兵卒 |
「そこのふたり!何者だ!」 |
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さっと構えるアンジール。それをザックスが手で制す。 |
ザックス |
「俺に任せとけって!」 |
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【VSウータイ兵】 |
ザックス |
「おっし、次!」 |
アンジール |
「焦るな、ザックス。」 |
ザックス |
「無理無理。
統括もどっかで見てるんだろ?
とにかく活躍しないとな。」 |
アンジール |
「ザックス…
バカリンゴを知ってるか? 」 |
ザックス |
「なんだよ、それ。」 |
アンジール |
「なんと… バカリンゴを知らないとは。
これじゃあ、1st昇進は無理だな。 」 |
ザックス |
「ちょ、待って!
なんだよ、バカリンゴって!?」 |
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ザックス |
「アンジ〜ル!バカリンゴってなんだよ! 」 |
アンジール |
「正式名称バノーラ・ホワイト。
1年中好き勝手な季節に実をつける。
村の連中は親しみを込めて バカリンゴと呼んでいる。」
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アンジールの故郷、バノーラ村の風景が流れる。 |
アンジール |
「農園のリンゴは食べ放題だった。」 |
ザックス |
「よく言うよ、立派な泥棒だ」 |
アンジール |
「貧しさゆえ だ。」 |
ザックス |
「言い訳だぁ 」 |
アンジール |
「しかし そんな俺にも誇りはあった。
地主の家に村で一番大きな木があった、
そのリンゴがおそろしくうまいという評判だったが――
俺はけして盗まなかった。 地主の息子が親友だったからだ」 |
ザックス |
「親友なら、食わせてくれって言えばいいのに」 |
アンジール |
「誇りというのは厄介なものだ」 |
ザックス |
「…で? 1st昇進とどういう関係が?」 |
アンジール |
「知っておいて、損はない。」 |
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歩きながら大笑いするアンジール |
ザックス |
「…関係ないんだな! 笑い事じゃないぞ! 」 |
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<ウータイ砦> |
アンジール |
「まもなくB隊が爆発を起こす。それが合図だ」 |
ザックス |
「その混乱のスキに俺たちが潜入する」 |
アンジール |
「ああ 俺は砦中心部に爆弾を仕掛ける。
おまえは正面から突入して―― 」 |
ザックス |
「うん で んで んで んで?」 |
アンジール |
「好きに暴れろ」 |
ザックス |
「任せろ!そういうのは得意だ!
〜〜! まだかよB隊〜!」 |
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アンジール、バスターソードを取り出して
剣身に額を当て、目を閉じる。 |
ザックス |
「その剣使ってるとこ見たことないぞ。
まじない専用なんて、もったいなくないか?」 |
アンジール |
「使うと汚れる、欠ける、擦り減る――
そっちのほうがもったいない。 」 |
ザックス |
「マジで言ってんの?」 |
アンジール |
「ああ―― 俺は貧乏性なんだ。」 |
ザックス |
「笑うところか?」 |
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ウータイ砦が爆発! |
アンジール |
「作戦開始! 」 |
ザックス
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「!」
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ウータイ兵長 |
「ここを通すわけにはいかない!
敵はひとりだ!全軍で迎え撃つぞ!! 」 |
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【VSウータイ兵】 |
ザックス |
「おし!楽勝だぜ!」 |
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砦に侵入するザックス。敵のだだ中に飛び込む。 |
ウータイ兵卒 |
「て、敵だぁー!ソルジャーだー!! くそ、食い止めろ!! 」 |
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【VSウータイ兵】
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アンジール |
『どうだ、砦内部に侵入できたか?』 |
ザックス |
「楽勝、楽勝!簡単すぎてあくびがでるぜ!」 |
アンジール |
『気を抜くな。
ウータイ軍には 対ソルジャー用の大型モンスターが存在するらしい。
タンブリン砦内部のどこかにいるはずだ。』 |
ザックス |
「そいつを倒せば俺、1stになれるのか!?」 |
アンジール |
『仕事の成果次第だな。
おまえの役目は陽動だ。派手に暴れてウータイ兵をひきつけろ。
そうすればラザード統括の評価も上がるはずだ。』 |
ザックス |
「そんな任務、楽勝だぜ!任せろ! 」 |
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→回転扉を調べる |
ラザード |
『こちらラザードだ。
砦のあちこちに敵が潜んでいるようだな。
難攻不落という異名はだてじゃない。 』 |
ザックス |
「そうみたいだな。 今も、回転壁を調べてたら敵に襲われた。」 |
ラザード |
『他の回転壁も同じかもしれない。 くれぐれも注意したまえ。』 |
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→奥部まで行く |
ウータイ兵長 |
「なんとしてもここで食い止めろ
全員構え!撃てーー! ここで終りだソルジャー!
もうじき援軍が来る!逃げられんぞ!」 |
ザックス |
「どうするかな…
>突撃あるのみ!
>別の道があるはず」 |
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<突撃あるのみ!を選ぶと |
ウータイ兵卒 |
「へっ兵長!突入してきます!」 |
ウータイ兵長 |
「ひるむな!こっちも突撃だ! くっ、貴様ら!」 |
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【VSウータイ兵長】 |
ウータイ兵長 |
「ウータイに栄光あれ…」 |
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→砦中枢部 扉前 |
ラザード |
『よくやっているようだね、ザックス。
タンブリン砦内部の残存勢力も半減した。
まだ敵小隊は残っているようだが、そのまま砦中枢部まで
進んでくれて構わない 。』 |
ザックス |
「どうしようかな?
>このまま先に進むぜ!
>敵を全滅させてこそ英雄!」 |
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<このまま先に進むぜ!を選ぶと |
ラザード |
『了解だ。そのまま先に進め。
残存勢力が半減したとはいえ、くれぐれも慎重にな。』 |
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<敵を全滅させてこそ英雄!を選ぶと |
ラザード |
『了解だ。敵小隊を見つけ次第、すみやかに排除したまえ。』 |
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<中枢部> |
ザックス |
「なんだこれ?」
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円月輪 隊長 |
「それは我らウータイの守り神、水神リヴァイアサンだ。
我々はウータイ特殊部隊『円月輪』。
水神の災いを排除し、ウータイの敵を打ち滅ぼす者だ。
我らが愛するこの地は、 神羅の者どもに無残にふみにじられた。」
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ザックス |
「ここで魔晄が取れれば たくさんの人が助かるって聞いたぞ?
それを、話しあいもしないで攻撃しかけてきたのはそっちだろ? 」
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円月輪 隊長 |
「貴様に、ウータイの痛みや悲しみがわかるか?
神羅は…罪もないウータイの人間を
一方的に叩きのめすような非道な組織だ!」
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ザックス |
「……」
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円月輪 隊長 |
「最後にひとつ聞いておきたい。
貴様はそれだけの力を非道な神羅のために使いたいのか?
罪なき人々を苦しめるために使いたいのか? 」
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ザックス |
「そんな、俺は…」
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円月輪 隊長 |
「貴様に少しでもウータイへの罪の意識があるならば
我らとともに行動し、その罪を償え!」
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ザックス |
「……」
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円月輪 隊長 |
「もちろん、多くはないが報酬も出す。
だが何より正しいことに力を使えるのだ。 」
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ザックス |
「正しい…? …ホントにそうか?
魔晄を供給してたくさんの人を幸せにするのは悪いことなのかよ…
わかんねぇ…。…でも俺は神羅を選んだ。
何があろうと今さらそれは変わらない。」
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円月輪 隊長 |
「極悪非道な神羅の連中に何を言っても無駄か。
生まれ育ったこの土地を失うことは我らにとって死も同然だ。
だからこそ、最後の使命として貴様を討つ!
ウータイの怒りを知るがいい!」
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【VSウータイ 円月輪隊】 |
円月輪 隊長 |
「なぜ、殺さない?」
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ザックス |
「さあ、なんとなく。」
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円月輪 隊長 |
「……我らは生ある限り神羅を狙う。 貴様の命、必ずもらいうけるぞ。」
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ザックス |
「ああ、わかった。」
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<中枢部 闘技場前> |
??? |
「ひとーつ、人より修行は苦手。
ふたーつ、ふるさとウータイ守るため。」
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ザックス、あたりをきょろきょろ見渡す。 |
??? |
「みっつ、醜い神羅のソルジャー…成敗してくれよう!」
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ザックス |
「なんだ、おまえ?」
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ユフィ |
「ウータイ最強の戦士
これ以上先には、このアタシが行かせないよ!」
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ザックス |
「子供…?
こんなところにいたら、危ないぞ。さっさとうちへ帰れ。 」
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階段から飛び下りて、ザックスの背後に立つユフィ。 |
ユフィ |
「帰るのはそっちだ!
これ以上進むっていうなら、このアタシを倒しなさ〜いっ! 」
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ザックス |
「まいったな… ガキと戦えって言われても…」
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ザックスの前でシャドウボクシングをするユフィ。 |
ユフィ |
「シュッシュッシュッ!どうだ!まいったか! 」
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ザックス |
「………
うおー!いってえー!やられたー!! 」
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ユフィ |
「どうだ!これがアタシの実力!!
ウータイの平和は、アタシが守る!」
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ユフィ、走り去る。 |
ザックス |
「…やれやれ…元気のいい子だな…。
さぁ、仕事、仕事…。」
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<闘技場>
ザックスが部屋に入ると、天井を突き破って
二体の巨大なモンスターが現れる。 |
ザックス |
「おまえらが対ソルジャー用とかいうモンスターだな! 」
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【VSウー&タイ】 |
ザックス |
「ソルジャー・クラス2ndザックス、向かうところ敵なし!」
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アンジール |
『上出来だ。急いで離脱しろ。あと5分で爆発するぞ。』
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ザックス |
「了解!
ラザード統括 見てるか〜!?急げ 俺!」
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そこに、倒したはずのモンスターが再び襲いかかってくる。 |
ザックス |
「急いでるんだって!」
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ハンマーをかわして斬り付けるが、
吹き飛されて頭をぶつけるザックス。 |
ザックス |
「マズった――」
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やられる!というところで、ふいに崩れ落ちるモンスター。
モンスターの背後にはmバスターソードを手にしたアンジールが。 |
アンジール |
「目が泳いでいたぞ」
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ザックス |
「そ、そう?
…それよりその剣、欠けちゃったりしたんじゃないの?」
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アンジール |
「剣よりもお前のほうが大切だ」 |
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アンジール |
「ほんの少しな」 |
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左手で、すこしだよ!のジェスチャーをしてから、照れたように笑う。
倒れたザックスに手を差しのべる |
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ザックス |
「サンキュ」 |
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<ウータイの森> |
ラザード |
「すまない、待たせてしまったね。 現場は不慣れなもので」 |
アンジール |
「わざわざ来なくてもいいだろうに。」
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ラザード |
「長い戦争を集結に導く作戦だ。ぜひこの目で見ておきたかった。
ソルジャー・クラス2nd、ザックス。」
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ザックス |
「はっ!」 |
ラザード |
「タンブリン砦攻略任務ご苦労だったね。
君の働きはしっかり見ていたよ 。はっきり言って、君の評価だが……」
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以下、ザックスの行動によって台詞が変わる |
ラザード |
「敵小隊をひきつけ、アンジールのサポートとしてよくやってくれた。
2ndならば、この程度の活躍でも問題ない。次も頼むよ。 」
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アンジール |
「…ザックス、1stと2ndの違いはわかるか?」
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わかんない、のポーズをとるザックス |
アンジール |
「与えられた任務以上の活躍が求められる、
それがソルジャー・クラス1st だ。それを忘れるなよ。 」
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アンジール |
「さあ、急ごう。 セフィロスが待っている。」
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ザックス |
「セフィロス!?あの英雄の?すげえ!英雄に会えるのか! 」 |
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突然、謎の兵士に襲われる |
アンジール |
「ザックス!来い!」
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謎の兵士、道を塞ぐ |
アンジール |
「統括を安全な場所へ。」
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ラザード |
「セフィロスに連絡を。」
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アンジール |
「ザックスで充分。 さあ、行け。」
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ザックス |
「統括、ついてきて。」 |
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アンジールをその場に残して走り去る ザックスとラザード 。 |
神羅兵 |
「ラザード統括、ご無事でなによりです。」
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ラザード |
「ザックス、私はもう大丈夫だ。アンジールの応援を!」
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ザックス |
「わかってるって!」
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アンジールの応援にかけつけるザックス。
だが、倒れた兵士はいるがアンジールの姿が無い。 |
ザックス |
「アンジール!?アンジール!!
…これってウータイ兵じゃないよな――」
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突然、目の前に赤色のマテリアが輝き、またたくまに魔法陣に変わる。
気付くと場所が変化、目の前 にイフリートが。 |
ザックス |
「召喚獣!?誰が呼んだんだ!?」
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【VSイフリート】
撃破後、勝利ポーズを取るザックスの後ろから攻撃を仕掛けるイフリート。
危ない!というところでセフィロスが現れ、一合で切り伏せる。 |
ザックス |
「すげえ───」
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セフィロス、倒れた兵士のもとに近寄る。 |
セフィロス |
「ジェネシス――」 |
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ザックス |
「脱走した…ソルジャークラス1st?」 |
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セフィロス、倒れた兵士を転がす。
二人の兵士は同じ顔(ジェネシスの顔)をしていた。 |
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ザックス |
「同じ顔!?」
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セフィロス |
「ジェネシスコピーか…」 |
ザックス |
「コピー!?」 |
セフィロス |
「アンジールはどこだ?」 |
ザックス |
「ここで戦っていたはずなんだけど―― 」 |
セフィロス |
「アイツも行ったか…」 |
ザックス |
「今のどういう意味だよ?」 |
セフィロス |
「アンジールも裏切り者になった。そういう意味だ」 |
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ザックス |
「ありえない!俺、アンジールのことはよく知ってるんだ!
そんなことする男じゃない! アンジールは俺を裏切ったりはしない!」 |
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